段差のあるスナックには自前のスロープを

補装具

プロフィールにある通り、私は、電動車いすの大酒飲んべえである。

地元の居酒屋やスナックへ行き、ウィスキーのボトルを入れ、ソーダ割りを作ってもらい、ストローで飲む。

割り方は、8:2。ソーダが8ではなく、ウィスキーが8である。これを通常のコップで5,6杯飲む。お店の人曰く、「うちの店では、トップ5に入るようなお酒の強さだよ」と言われている。

正直、リップサービスと半分思っていたが、いつもお店に通ってると、常連さんの多くは、ソフトドリンクが非常に多い。お酒でも、焼酎の水割りを(焼酎2:水8の割り方で)2,3杯飲んで帰ってしまう。

行けるお店は、物理的な制限上、ごく限られてしまう。高い段差があるところ、ビルのエレベータがないところへは行くことが出来ない。

長い付き合いの経営者になると、高い段差があっても、自前で購入した折りたたみ式スロープを置いておいてもらって、私がお邪魔したときに、スロープを設置してもらい、出入りが出来るようにしてもらっている店もある。

別なお店では、入り口が狭く、ギリギリの通路を従業員の力を借りて、(力尽くで少し車いすをずらしてもらい)出入りしている店もある。従業員ではなく、いつも一緒に飲んでいる常連のお客さんがやってくれるときもある。まさに、感謝の一言である。

いつもお店に行っていると、普通に声もかけてくれて、みんなでワイワイやっている。そういう時は、至福の時を感じている。こういう繋がりの一つ一つが、バリアフリーへと進化していくのかもしれない。

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